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最終更新日:2009年12月1日


赤城歴史資料館の一角に展示されている巨大な石の棒――祭祀または呪術的なものという大方の見方ですが、実際のところ謎はいまだに解けないままです。見る者の想像力をかきたてる大石棒は、大正十五年、滝沢石器時代遺跡から出土したもので、博物学者岩澤正作氏らによって発掘されました。

自然石が並べられた址、つまり住居址と配石遺構が確認され、周辺からはさまざまな遺物が出土しました。先述した長さ1mもの大石棒は第四号址から見つかりましたが、他にも石剣・岩版などの祭祀用具、石鏃・石匙・打製石斧・石皿・磨石などの実用品など、石製品が多数発見されて話題を呼びました。本県考古学の端緒を開いたとして評価された本遺跡は、昭和二年、国の史跡に指定されています。
赤城地区各地には滝沢石器時代遺跡をはじめ、宮田畦畔遺跡、「樽式土器」で知られる弥生時代後期の樽遺跡、縄文時代中期を主体とした環状大集落が発見され話題となった三原田遺跡など、確認されている遺跡は90ヵ所以上です。