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最終更新日:2011年4月28日


全国に例を見ない特殊な機構を持つ上三原田の歌舞伎舞台は、字高井の大工永井長治郎が上方に修行に行き、帰郷後の文政2年(1819)、字大門の赤城山天竜寺内に建築したと伝えられています。
上三原田の歌舞伎舞台には、4つの特徴があります。第1にガンドウ機構、三方の板壁を外側に倒して、舞台面を2倍以上の広さにします。第2に遠見機構、舞台の奥に遠見と呼ぶ背景をつけ、奥行きを深く見せます。第3に柱立廻式廻転機構、平舞台いっぱいの回転部を回転させます。第4にセリヒキ機構、二重と呼ぶ小舞台を天井・奈落の双方からせり上げ、せりおろすもので、国内はもとより世界にも例を見ない珍しいものです。

上三原田の歌舞伎舞台そのものだけでなく、舞台操作技術も文化財であり、その両方が伝承されなければなりません。その技術を伝承するのは、若連と呼ばれる上三原田の若い衆で、若連頭は、「歌舞伎の公演をするとなると、この舞台は、80人以上の大人の力が必要になる。奈落、二階、平舞台の全員が、チョン、チョンチョン、という拍子木の音を合図に一斉に操作するんです。全員の呼吸を合わせるのはなかなか難しい。」と語ります。
詳しく解説しているホームページへリンクします。
国指定重要有形民俗文化財である「上三原田の歌舞伎舞台」では、舞台操作の公開と歌舞伎の公演が行われています。毎年11月の一日、世界唯一の機構を備えた舞台で子どもたちや地元の歌舞伎団体の演技が披露されます。
ここでは、舞台の様子を紹介します。(平成22年11月14日(日曜日)撮影)
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公演を待つ歌舞伎舞台 |
操作伝承委員会の皆さん |
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三原田小学校の皆さんのロックソーラン |
赤城南中学校歌舞伎愛好会の「弁天娘女男の白浪」 |
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中学生の見事な演技におひねりが |
会場内は歌舞伎を楽しむ人でにぎやか |
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赤城古典芸能部の「奥州安達原袖萩祭文の場」 |
地元の皆さんの熱演に拍手喝采 |